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【第106回】ローカル鉄道に係る公共交通再構築について

国交省 鉄道局 鉄道事業課長 田口芳郎

<3つの重要ポイント>


① 鉄道=「生きたインフラ」であり、「活かす」発想が重要。

鉄道は地域の「生きたインフラ」。その役割と意義は時代と共に変化し、また、地域、路線によって千差万別。利用者が少ないというだけで一律に存廃を判断すべきではないが、残すのであれば、事業者任せにせず、地域戦略の中で徹底的に活かす方法を考えるべき。


② 公共交通再構築=地域と利用者の未来に向けた創造的な取り組み。

重要なのは、鉄道事業者の赤字の大きさよりも、利用者が激減している事実。大量輸送機関としての鉄道特性が発揮できない場合、何よりも地域と利用者の未来の視点に立って、あるべき公共交通の姿を議論し、それを実現していく必要。


③ 今こそ行動を。国も頑張る地域を支援。

人口減少の波は容赦なくやってくる。ただ現状維持を望むだけでは状況は悪化する一方。今こそ、国、自治体、事業者、それぞれの知恵と努力を結集し、人口減少時代にも安心して利用できる移動手段を確保すべく、行動を起こす必要。国としても頑張る地域をしっかり支援。


【参考動画】


「第106回 ローカル鉄道に係る公共交通再構築について

 ~鉄道事業者と地域の協働による地域モビリティの刷新に向けて~」

〇出演者:国交省

    :鉄道局 鉄道事業課長 田口芳郎

〇司会者:日本テレビ

    :経済部副部長兼解説委員 近野宏明


<概要:主な論点>

①公共交通再構築:検討会の提言の概要

②ローカル鉄道をめぐる状況の変化

③地域モビリティの確保・刷新に向けて

④クロスセクター効果の分析の重要性

⑤今後の政策スケジュール/予算措置

➅3つの重要ポイント

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