元内閣総理大臣補佐官兼内閣広報官 長谷川榮一
<3つの重要ポイント>
① 日本が重視すべきはソフトパワー
多くの国から日本人の活躍が望まれている。価値を具体化し、プロジェクトを実現する力が
重要。企画力、組織力、実行力が肝腎。議論や知恵出しだけで満足してはならない。
② 国の主人公である各人が強くなること
素質を磨き、持てる力を発揮できる社会環境が重要。主人公である以上、苦境でも責任を
負うのを厭わずに。仲間や地域とのチームワークでも対処する。国による支援は、理不尽
で大きな苦難の場合に限る。「自助、共助、公助」が基本。
③ 日本人の国際競争力を高める
学校でも、組織でも、与えられた問題をミスなく解く訓練に染まり過ぎている。所属組織の
価値観を所与としていては成功に遠い。外国を体験し、国内も広く訪れると、日本の良い点
と足りない点を実感できる。国内を知ることは、国際化することに通じる。
【参考動画】
「第105回 安倍総理官邸の政策運営」
~『首相官邸の2800日』~
〇出演者:元内閣総理大臣補佐官兼内閣広報官
:長谷川榮一
〇司会者:慶應義塾大学名誉教授 竹中平蔵
<概要:主な論点>
①『首相官邸の2800日』の概要説明
②国際広報(外国との情報戦)について
③国内広報(平和安全法制)について
④CPU機能「Communication Policy Unit」
⑤消費増税時の広報について
➅財政に頼らずに、国富を増やす
⑦3つの重要ポイント
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