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【第101回】炭素中立型の経済社会変革に向けて

環境省 地球環境局長 小野 洋


<3つの重要ポイント>


①勝負の10 年

  • 産業革命以前に比べて世界の平均気温の上昇を1.5℃ に抑えるためには、2030年までが 勝負の 10 年( critical decade)。

  • 世界全体で、早く、大きな排出削減をすることが求められる 。


②地域とライフスタイルの変革

  • 我が国のライフサイクル温室効果ガス排出量の約 6 割 が、衣食住を中心とする家計消費に起因 。

  • 消費者の意識・行動変革は、社会経済全体に大きな影響 を及ぼす。


③世界の脱炭素移行への貢献

  • 市場メカニズムの活用など、パリ協定の早期実施へ貢献 する。

  • 戦略・制度の構築(上流)から技術・インフラの導入(下流)まで包括的に支援 。(アジア・ゼロエミッション共同体構想)


【参考動画】


「第101回 炭素中立型の経済社会変革に向けて」

~脱炭素で我が国の競争力強化を~(中間整理)

〇出演者:環境省 地球環境局長 小野 洋

〇司会者:東京大学 名誉教授 伊藤元重


<概要:主な論点>

①脱炭素で我が国の競争力強化を

②脱炭素先行地域について

③JCM(二国間クレジット制度)

④成長志向型カーボンプライシング構想

⑤カーボンプライシングと国際対応

➅10年間に150兆円超の投資の実現

⑦3つの重要ポイント


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